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アイコン 【インタビュー】3年ぶりに公式来日した「太王四神記」ペ・ヨンジュン アイコン 超オススメ
文書番号:6484 2008-06-05 22:04
【インタビュー】3年ぶりに公式来日した「太王四神記」ペ・ヨンジュン

ドラマ「太王四神記」のプロモーションの一環で日本を訪れている俳優ペ・ヨンジュンのインタビューが5日午後、都内で行われた。大阪でのプレミアムイベントを終え、東京入りしたペ・ヨンジュンのスケジュールは、2年9カ月ぶりの公式訪問にふさわしく緊張感の中、分刻みで進行した。

インタビュー前にスタッフ側からは、決められた時間を厳守することと、「太王四神記」に関する質問だけに絞ってほしい、との要請があった。しかし、メモを取りながら質問に耳を傾け、しばらく考えた後、真摯に答えるペ・ヨンジュンの誠意ある受け答えに、インタビューは予定時間を1時間もオーバーして終了した。

終始一貫、真摯でありながらもユーモアに溢れたペ・ヨンジュンとのインタビュー。「太王四神記」撮影中のエピソードや大阪でのイベントでアジアの家族(ファン)と会った感想、実際の家族である両親についての率直な話、さらに今後の計画について、ペ・ヨンジュンは親切かつ詳細に語ってくれた。


Q.「太王四神記」でのタムドクは冷たい面と温かい面を併せ持った人物として描かれています。実際のペ・ヨンジュンさんもタムドクと似ている部分があるように思いますが、ご自身はどんなところが似ていると思いますか?

ヨンジュン:私とタムドクが一番似ているところは、どちらも“強い責任感”を持っているところだと思います。もちろん劇中のタムドクは歴史上の実在の人物であると同時に、あまりにも偉大な人物であるため、私自身と比べるのはふさわしくないとも思います。私はタムドクのように国や民族、国民のために、大きく深い考えを抱いて暮らしてはいませんから(笑)。でもタムドクを演じたことをきっかけに、以前よりはもう少し、大きく広く、深い考えを持つようになった気がします。タムドクに出会ったことで、以前よりも人間的に大きく成長したのではないかと思います。

Q.劇中のタムドクのように、ペ・ヨンジュンさんの人生のターニングポイントは何でしたか?
ヨンジュン:いつも一瞬一瞬を人生のターニングポイントだと考えながら過ごしています(笑)。実際、私は今年でデビューから14年経ちますが、新しい作品に出演するたびに新人の姿勢で臨んでいます。99年にドラマ「愛の群像」を撮影したとき、人生のターニングポイントとも言える出来事がありました。それまではどの出演作も視聴率が良かったのですが、このドラマはなぜか視聴率が低かったのです。私は焦り、余裕を失ってしまいました。

ある日、ソウル近郊で野外撮影をしていたとき、私に駆け寄ってくる子どもたちのファンを避けてしまいました。疲れていましたし、視聴率の低迷も気になって、人に会うのが嫌になっていたのだと思います。ところがそんな私の気持ちを知ってか、子どもたちも途中で足を止めてしまいました。とても恥ずかしい瞬間でした。しかし、恥ずかしさと同時に、俳優には視聴率よりもその瞬間瞬間に最善を尽くすことの方が、はるかに大事であるということも悟りました。そこで再び子どもたちの元へ近寄り、サインや写真撮影に応じながら、視聴率よりもファンの方がどれだけ大切か、ということを改めて感じました。そのとき悟ったことが、俳優としての私を支える原動力ではないかと思います。

Q.大阪でのイベントで“アジアの家族”に会った感想は?
ヨンジュン:私と家族の皆さんは、言葉を交わさなくても、見つめ合うだけで十分に共感できるということを改めて感じることができました。(場内をステージカーで移動しながら)私のことを待っていてくれた家族の皆さんと、これまでにないほど近くで会うことができました。そのときの感覚がとても心地よくて、こうして車に乗りながら、いつまでも家族の皆さんとお会いして、皆さんのまなざしを感じていたいという思いに駆られました。次からは小さな車に乗って、もっと近くでお会いしたらどうかとも思います(笑)。家族の皆さんも同じことを感じたそうです。やはり私たちは一つなのだと思いました。

このインタビューの詳細はブロコリマガジン18号(7月25日発行)に掲載予定です。

【インタビュー】3年ぶりに公式来日した「太王四神記」ペ・ヨンジュン

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文:ブロコリマガジン日本取材チーム/撮影:イ・ギュヨル

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