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神話は終わらない! “SHINHWA MUST GO ON” 10th Anniversary live in seoul |
超オススメ
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| 文書番号:6182 |
2008-04-04 16:54 |
3月24日にデビュー10周年を迎えた韓国の人気スーパーグループ神話(シンファ)が、同月29、30日にソウル・オリンピック第一体操競技場で記念コンサート「“SHINHWA MUST GO ON” 10th Anniversary live in seoul」を開催。熱狂と興奮に満ちたステージパフォーマンスで、両日併せて22,000人を魅了した。
最終日の30日には、ダブルアンコールを含み、約4時間にわたって熱いパフォーマンスを繰り広げ、韓国はもちろん、日本・中国などを始めとするアジア各国から駆けつけたファンとともに笑顔と涙で神話の“誕生日”を祝って至福のときを過ごした。
ブロコリでは、30日の最終日公演を中心にレポートをお届けする。
同コンサートは、昨年12月に行った海外公演でのラストコンサートをベースに選曲を変え、1集から発売前の最新アルバム9集までの曲を盛り込み、まさに神話の10年を彩る内容で進行。メキシカンギャングをモチーフにした映像を曲間にはさみ、MCでもメンバー同士の仲の良さが伺えるやりとりやファンとの掛け合いを楽しむなど、たっぷり時間をかけて、爆笑と興奮、そして感慨に満ちていた。
拉致されたエリックをメンバーが救出するという内容のメキシカンギャング調の映像で幕を開けたステージは、まず「Throw my fist」で一気にエンジンをかける。メンバーが各々の歌いだしとともにステージ各所から登場すると、オレンジ一色に染まった会場が大歓声に包まれた。「Hero」「Shooting Star」と、盛り上がるダンスナンバーが続くと、テンションはスタートから最高潮に。「Shooting~」では、メンバーが客席にマイクを向けると、歌詞の一部「神話はくじけない」を会場中が声をそろえて大絶叫!ステージ上のパフォーンマーとオーディエンスのぴったり合った呼吸は圧巻だ。
「ウリヌンシナイムニダ!」と元気にあいさつをして、メンバーそれぞれが10周年の感謝を述べると、続く「Angel」ではメンバーの声をかき消すかのような大合唱に、メンバーの幸せそうな笑顔も輝いていた。ミヌが頭上でサランへポーズをすると、会場からは大絶叫が飛ぶ。
悩ましげなムードたっぷりな「中毒」では、花道中央に用意されたソファの前後にメンバーが3人ずつに分かれて腰をかけながら歌うと、狂ったように沸く客席。そして、メンバーそれぞれが女性ダンサーと、めまいを覚えるような絡み合いで魅せると嫉妬のような悲鳴があがった。
海外公演ではあまり聴かれない「First love」を客席の大合唱とともに歌い上げると、続く「キド」では曲の後半に、合唱隊の子どもたちがステージ上に登場。メンバーが時折、子どもにたちにマイクを向けながら、まさに未来へとつづく祈りを歌いあげた。
エリックが「ヘソンの子どもたち」だとジョークを飛ばして笑いを誘うと会場は爆笑。さらにミヌが「結婚したら息子か娘どっちがほしい」と聞き、ドンワンが「娘を3人産んでS.E.S.を作りたい」と笑いを誘った。そしてドンワンが一人の女の子をステージに残し、「メンバーの中で一緒に遊園地に行きたいのは誰?」と訊ねると答えに困ってしまった少女をミヌが抱きかかえてステージ袖に連れいく一幕も。
(29日はヘソンが「誰と結婚したい?」という質問をしてメンバーがアピールする中、女の子は無言だった)
そのままMCに突入すると、メンバーと客席に煽られる形でメンバーがそれぞれにダンスを披露。ワンダー・ガールズの「Tell me」やブリトニー・スピアーズの「toxic」他などで大盛り上がりだった。
コンサート中盤では、コメディタッチの映像ではありながらも「死ぬまで神話だ。いや、死んでも神話だ!」というエリックのコメントに誰もが胸を熱くした。そして1集から「늘 내가 원하 는 것은(いつもわたしが願っていることは)」が披露され、普段ボーカルを務めることのないアンディがラップ以外のソロパートを聴かせた。これには会場も驚きつつも、ソロで自信を身につけたアンディが立派に歌いこなす姿に歓声が上がった。
さらに発売前の9集からもレコーディング風景やコンサート準備と思われる練習風景などの映像とともに「아직못다한 이야기(まだ終える事ができなかった話)」が初披露された。
「皆さん、いま幸せですか?この幸せは永遠に変わらないと約束してください。皆さんが僕たち神話をずっと待っていてくれるなら、また必ず戻ってきます」——客席にいる一人ひとりに語りかけるようにコメントするミヌ。気づけば彼の瞳は涙に濡れていた。
「この流れる涙は悲しいからではありません。皆さんの愛がわかっているから。僕らはいつも笑っていよう。それがカッコいいです。それが神話創造であり、神話です。
最後までずっと一緒にいたいです。一生一緒にいよう。神話を心から愛してくれてありがとう。また会えるその日まで待っていてください。…愛しています」
ミヌの涙のコメントに、会場からもすすり泣く声が聞こえ、涙の「I Pray 4 u」大合唱となった。
歌い終えのMCでは、各国から来ているファンに呼びかけ、天井を突き破るかのような歓声が上がる一幕もみられた。
そして、笑いに満ちたMCで和んだ会場に、「Hey, come on」「Perfect man」で再び火を付けると沸騰するようなテンションに。狂ったように目前に揺れるオレンジの波。誰もがステージのメンバーの一瞬一瞬を見逃さないように熱く見つめていた。
エリック「これから3年は皆さんに会えません。でも公の席では会えなくても個別に会えることもあるでしょうし、ファンの皆さんとの約束は守ります。すぐに出てくるので待っていてください」
チョンジン「僕とアンディはヒョンたちを先に見送らなければならないので、心の中では泣いているけど、どう表していいのか分かりません。正直、うまく踊れなかったけれど、皆さんがよく笑ってくれて、感謝しています。3年になるか4年になるか分かりませんが、6人が再び舞台に立つまで、待っていてください。50、60歳になっても僕らは舞台に立つつもりですから」
ミヌ「まだ夢みたいです。10年間この座を守ってこれたこと自体、夢のようです。(入隊前最後のコンサートについて)実はずっと考えてきました。しばらく離れ離れになるときは必ず来る。とても悲しいけれど、また会えることを願って神話がこの場にいると考えてください。
6人で始めたのだから6人で終えるべきですよね。6人が皆さんの心の奥にいつも一緒にいられるよう、カッコいい神話になります。歌謡界の本当の神話、そして人生の神話になります」
ヘソン「今日が最後のコンサートではありません。ほんの少し休むだけです。しばらくは6人一緒の姿は見られなくなるでしょうが、また僕らが戻ってきたら大きな拍手と歓声を送ってくださると信じています。また会えるその日まで待っていてください」
ドンワン「本当に最後…泣くなって言ってますね。次に集まったときは皆さん必ず来てください」
アンディ「10年がこんなに早く過ぎるなんて…。20年30年、死ぬまで、一緒にやっていきたいと思います。ありがとうございます」
最後のMCでは、メンバーそれぞれから10年の思い出とこれから3年は会えない旨が伝えられた。メンバーが順番にコメントをしていく中、話し始めた途端に込み上げる感情に言葉を詰まらせ涙を見せたアンディ。すかさずヘソンとミヌがアンディを抱きしめて支え、会場からイ・ソノ(アンディの本名)コールが飛んだ。この胸を締め付けられる光景に、気づけば客席でも号泣するファンの姿が見られ、より一層涙を誘った。
「皆さんが約束してくれるなら、僕たちはずっと神話でいます」というメンバーの、力強くも切ないコメントに、メンバーと会場中で「ウリヌン ヨンウォナン シナイムニダ(僕たちは永遠の神話です)」と叫んだ。最後はダンス・グループ神話の神髄を発揮する「Your man」「Brand new」で熱い熱いステージを繰り広げ、アンコールは会場が総立ちとなる中、おなじみとなった「Oh!」と「Yo!」で締めくくり、熱狂興奮冷めやらぬままエンディングを迎えた。
(30日のアンコールではバンドやダンサー紹介が行われ、客席やメンバー同士がはやしたてるようにして、神話メンバーがソロ・ダンスを披露する場面も見られた。)
(ここからは30日のみ)
「アリガトウゴザイマス」「謝謝」「Thank you」「カムサハムニダ」…各国の言葉で感謝の言葉を口にし、会場中がウェーブでもうひと盛り上がりするとステージを後にした6人。
そして、最後の映像が終わっても、会場を離れんとする客席から再びアンコールの声が上がり、スクリーンに客席の様子が映し出された。誰もが「まだ終わらない」という確信に似た信念でアンコールを続けていると、「家に帰らないの?」「家にかえらなきゃ~」というメンバーの声が聞こえ、興奮した会場のボルテージが一気に上がった。
BigBangの「コジンマル」を口ずさんだり、「お腹がすいた~」と呟きながらとてもリラックスした状態のメンバーが、おそらく私服と思われる格好で登場すると「I Pray 4 u」を再び歌い、客席も大合唱で応えていた。そして最後のフレーズを一緒に歌い上げると、軽いパニック状態に。
興奮に沸く客席とは対照的に、ステージのスクリーンには神話へのメッセージ映像が映し出された。事務所関係者やスタッフなどのメッセージが続く中、エリックとヘソンの母親からのメッセージもあり、予期していなかったのか、これに涙を見せるメンバーの姿も見られた。
そして花道中央に「神話創造」から贈られたケーキが登場。ケーキの上には10周年を祝う文字と「10」の形のロウソクが立てられており、呆然とするメンバー。会場中からのバースデーソングの大合唱で、メンバーがロウソクの炎を吹き消しケーキカット。すると、天井からたくさんのオレンジのバルーンが舞落ちてきた。会場中が「Once in a lifetime」を大・大・大合唱する中、メンバーが円陣を組み、メンバーといつも支えてくれたファンと歩んだ10年の軌跡を噛み締めていた。メンバーが感謝のコメントを口にするも、胸に去来する想いに、そして今胸を震わせるような出来事に、涙で言葉にならならず、その姿にファンも号泣であった。
ヘソン「辛いことやうれしいこと、たくさんありましたが、これから創り上げていくことのほうがきっと多いと思います。まだやっと10年なんですから。僕ら6人そろってステージに立つその日まで、期待して待っていてください」
ドンワン「もう行かなければならないのに足が動かなくて…。あまり長いあいさつはしたくありません。僕らが去っていっても、振り返ったら皆さんの笑顔を見られるように、ずっと見守っていてくださいね」
チョンジン「本当に感謝しているとしか言えません。皆さんがいたから僕らは10年間やってこられました。ありがとうございました」
エリック「昔のことを思い出しますね。ランニングシャツを着て、やせこけてて、たいしたとりえもない6人が出会って…この10年でどれほど多くの活動をしてきたでしょうか。
この年になって、周囲に自分の味方があまりいないということを感じるときがあります。人を傷つけることを何とも思わない人がたくさんいます。でもここにいる皆さんはみんな僕の味方ですね。本当に、本当に感謝しています」
アンディ「本当にあっという間でした。1集がうまくいかなかったとき、このままではだめだ、本当にがんばって最高を目指そうと思ったからここまで来られたと思います。この最高の座を守るために皆さんも支えてくれました。これからもベストを尽くしてがんばっていきます」
ミヌ「じゃあ、皆さん、今日はちゃんと家に帰ってシャワーしてから寝てください。皆さんからたくさんの感動をもらいました。この感動を必ずまた返しにきます!」
(6人で)「ウリヌン シナイムニダ!」
メンバーそれぞれが涙でファンへの感謝のコメントをすると、名残惜しそうにステージを後にした。会場に流れる「Once in a lifetime」に合わせて歌う声は、メンバーにもきっと届いていたに違いない。
会場を出ると、涙雨の空にファンの姿が重なった。しかし、雨が上がった夜空に神話の未来の輝きを見たような気がした。
コンサート直前に行われた会見では、発売を控えた9集や今後の活動、そして先日公開されたMVの話題などが語られ、10年走り続けてきたからこその“余裕”が感じられる会見となった。
9集のタイトル曲はミヌが作詞作曲、エリックがラップを手がけた「Run」。歌詞の中には「Only one」や「Hey, come on」などの歌詞が入っているという。
コンサート中に、笑いを誘った9集のMVについて日本の記者から「日本のファンの間では日本のコメディアンの“タムケン”に似ていると話題になっている」という質問が及ぶと、「ディカプリオ主演の『ロミオとジュリエット』に出てくるジュリエットの兄のようなコンセプトで演じた。僕らはすごくカッコよく映っている。デビュー当時から担当してくれたヘアデザイナーに『お前たち、昔だったら絶対こんな(髪型)しなかったよな』と言われた。僕らでなければ絶対できない。後輩のグループたちもやってみて、僕らと比べてほしいと思う」と10年選手の余裕を見せるとともに「記憶に残るシーンを撮りたかった。笑う人もいればカッコいいと言ってくれる人もいる。いずれにしても、笑いも誘う神話をより愛してくださればと思う」と語った。
「神話は舞台でのパフォーマンスの印象が強く、僕らもステージに自信を持っている。その時々の流行を追ってやってきたのではなく、神話だけの個性が生きている音楽、パワフルで男性的でありながら洗練された音楽をやってきた。今後も自分たちの音楽にプライドを持ってやっていきたい」と神話の持ち味であるステージパフォーマンスに言及し、「このコンサートが最後ではない。神話はまた戻ってくる。軍隊という宿題を終えて帰ってきたときに『やっぱり神話だ』という言葉を聞けるようなステージを見せたい」と“神話”に終わりが無いことを強調した。
<<“SHINHWA MUST GO ON” 10th Anniversary live in seoul セットリスト>>
(映像)
1. Throw my fist
2. Hero
3. Shooting Star
4. Angel
5. 중독(中毒/Deep sorrow)
(映像)
6. T.O.P.
7. Only one
8. 해결사(解決士)
9. First Love
10. 기도(祈り)
11. Jam#1 + 으쌰!으쌰!
12. How do I say
(映像)
13. 늘 내가 원하는 것은(いつもわたしが願っていることは)
14. 아직 못다한 이야기(まだ終える事ができなかった話)
15. I pray 4 u
16. Hey,come on
17. Perfect man
(映像)
18. Once in a lifetime
19. Your man
20. Brand New
<アンコール>
・ Oh!
・ Yo!
(映像)
<ダブルアンコール> 30日のみ
・I Pray 4 u
~取材を終えて~
スタートからエンディングまで、終始理性も吹っ飛ぶような熱狂と興奮に溢れ、神話と神話ファンが作り上げる最高のステージに立ち会えたことを嬉しく思う。輝くような一瞬一瞬を見逃すまいと、誰もが熱い視線をステージに向け歌い叫ぶ。飲み込まれるかと錯覚するようなオレンジの波に軽いめまいを覚えつつも、常に会場が一体となった目の前の光景に駆け抜けるような爽快感を覚えた。
メンバーの口からもこの先3年は会えなくなる旨が伝えられたが、必ず彼らは戻ってくると断言していた。彼らの本当の気持ちは計り知れないものだが、このブランクも未来の神話を紡ぐ通過点であると信じたい。
神話は決して終わらない。待つのは彼らが積み重ねてきた10年の日々よりも短い時間だ。もし彼らに会いたくなったら、目を閉じてほしい。そこに神話の姿を見ることができるだろう。そして聴こえてこないだろうか?メンバーを呼ぶ群衆の声の向こうに、輝くような笑顔を見せながら歌い叫ぶ神話メンバーの声が。もしかすると、それは未来のメンバーの声かもしれない。
文/撮影:高橋(ブロコリ)
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