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ソン・シギョン「CONCERT 2008 IN JAPAN」東京公演合同取材 |
すごくオススメ
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文書番号:5923 |
2008-02-14 15:11 |
今月8日・11日の両日、兵役前のファイナル・コンサートと銘打った「Sung Si Kyung CONCERT 2008 IN JAPAN “Grand Final”」を開催した“バラードの貴公子”ソン・シギョンが、11日の東京公演直後、NHKホールの控室にて合同取材に応じた。
2006年3月に日本で初の単独コンサートを開催し、その後もライブハウスツアー、「プレミアム・パーティー」と題したファンイベントを通じて、着実に日本のファンとの距離を縮めてきたソン・シギョン。入隊を機に日本での活動にも一区切りをつけるが、その集大成ともいえる今回のコンサートでは、最後の瞬間まで真心を込めたステージングで、満員の会場を感動で包んだ。
ソン・シギョンの質疑応答は以下の通り。
Q:日本での兵役前最後のコンサートということで、涙ぐむ場面もありましたが?
A:最後というのは今現在の最後であるだけで、生涯最後というわけではありません。コンサートでは歌詞(『君は感動だった』)と状況が重なって思わず涙が出ましたが…。会いたいと思った分だけ、また会えたときの喜びは大きいと思います。「待っていてほしい」という言葉はあまり使いたくないですし、僕の準備ができれば、また来ますから。
Q:今回のコンサートでは苦手のダンスも披露し、ファンも盛り上がっていましたが。
A:ダンスは確かに苦手ですが(笑)、皆さんに楽しんでいただくことが重要ですから。ただ、僕は韓国でも華麗なショーというより、静かに語ったり、曲の説明を織り交ぜて歌ったりするスタイルでコンサートをしています。今回はもっと僕のことをお見せしたいと思って、映像も準備したし、日本語も上手ではないので録音したものを準備しました。
退屈ではないかという不安もありましたが、それが僕のスタイルなので自信を持ってやりました。自分以上のものを格好良く見せるよりも、ありのままの自分を見せることが重要だと考えました。
Q:非常に思いが詰まったコンサートだったと思いますが、ファンの反応はいかがでしたか?
A:歌によく共感してくださり、とても良かったと思います。
韓国と日本では確かに反応が異なりますが、どちらが良いとか悪いとかということではありません。その感じを少しずつつかんできたのですが、もっと機会があれば、よりよく知ることができるのにと思うと残念です。
直前に米国でコンサートがあり、ベストのコンディションで臨めなかったことは悔いが残ります。そのためかなり緊張していたのですが、何とか落ち着いてできたのは、日本のファンが共感してくれたからだと思います。
Q:コンサートで「悲しみにさよなら」(安全地帯)を歌うなど日本の音楽に関心が高いようですが、日韓を行き来する中で、双方の音楽シーンへの認識は変わりましたか?また、今後の両国の音楽シーンに望むことは?
A:日本は市場が安定していますし、意識もしっかりしているので驚きました。日本も韓国も、音楽に対する関心は高いと思いますが、重要なのは市場の大きさと人々の意識ではないでしょうか。その点で日本がうらやましいと思うこともあります。著作権に対する意識やアーティストの扱いなど、韓国は改善されるべき点がいろいろありますしね。日韓が交流を続けていけば、お互いに良い影響を受け、ともに発展していけるのではないでしょうか。
僕の日本語が上手ならいいのに、ファンの方々も韓国語がもっと話せたらいいのに、と感じることもあります。僕も努力するつもりですが…。音楽自体すばらしいものですが、バラードの場合は歌詞の内容や感情が重要ですから。
日本はさまざまなジャンルの音楽が人気がありますし、アーティストも息の長い活動ができ、ファンに長く愛される点もうらやましいですね。韓国にもすばらしいアーティストがたくさんいますが、すぐに消えてしまうケースが多いので残念です。
Q:入隊までの活動予定は?
A:ニューアルバムの準備をしています。間もなく出せると思います。日本でもコンサートを開きたいのですが、(兵役を控えると)海外旅行が難しくなるので…。韓国では活動できるのではないかと思います。
Q:日本のファンにメッセージを。
A:先ほども言いましたが、僕の性格上、「待っていてください」と言うのはちょっと…。好きになってもらうよりも、自分が好きになることが重要だと思います。その方が後悔もしないでしょうし。恋愛も同じですよね、自分が好きだからするのであって…。僕もここで歌うのが好きだし、僕のことを好きになってくれる皆さんが好きですから。「待ってください」と言って負担を与えるよりは、「またいつか来ます」と言うべきなのではないかと思います。
文/撮影:関島(ブロコリ) (C)BK entertainment
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