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<インタビュー>新作映画で「青一点」の存在感、オム・テウン |
すごくオススメ
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| 文書番号:5766 |
2008-01-09 15:23 |
【ソウル9日聯合】2004年アテネ五輪でデンマークに接戦の末敗れ、銀メダルを獲得した女子ハンドボール韓国代表を感動的に描いた映画、『私たちの生涯最高の瞬間』。当然、スクリーンには多くの女優が登場し、イム・スンレ監督、制作のMKピクチャーズ代表までが女性。そんななか、「青一点」として奮闘したのがオム・テウンだ。「おばさん選手」たちの邪魔者から、誰よりも頼もしい友軍となる、代表監督のアン・スンピルを演じた。小憎らしい言動ばかりの男がいつしか選手らを激励するようになり、最後には「負けたとしても泣くな。勝敗に関係なく、生涯で最高の瞬間を迎えているのだから」と、作品のテーマを単刀直入に現した感動的なセリフを語る。
オム・テウン=9日、ソウル(聯合)
しかしオム・テウンは、役柄の存在価値について心配したという。映画の中でも実際の撮影現場でも、自身と、演じるアン・スンピル監督の存在が、意味のないものになってはいけないと悩んだ。女優陣が3カ月間厳しい特訓を受けていた間、ただコートの片隅で見守るしかなかったことをわびる気持ちと、これほど女優陣ががんばっているのに、自分の存在のために映画がだめになってしまったらどうしようという心配があった。しかし、通りすがりの人物でない以上、やるべきことはあるはずだと考えて役に挑んだ。「女優さんたちの特訓を見ていて、申し訳ないと思いながら内心は『助かった』と思ったりもしていましたよ」と笑う。
そんな彼が映画の中に溶け込んでいったのは、イム監督と1対1で会ってからだ。特訓の後、すぐに決勝戦の撮影が始まったが、現場になじめずにいたところ、ある日の深夜、イム監督に居酒屋に呼び出された。20分ほど会話もなく飲んでいたが、監督が唐突に「すいません」と謝った。それで何かがほどけたような気がし、それからは自分の居場所も定まったのだという。
アン・スンピルはスタープレーヤー出身で、ハンドボールの人気が高い欧州で活動した後、五輪代表監督に就任する。キム・ジョンウン演じるヘギョンとはかつて恋人同士だったという設定だ。新たなトレーニング法を導入し、ベテラン選手たちと衝突するが、「前半に選手同士の対立を招き、かえって団結する機会を与えます。無謀な挑戦をしながら、選手たちと人間的に同化し、見る人に力を与える役柄」と紹介した。役作りのために、当時から現在まで五輪代表を率いているイム・ヨンチョル監督の姿をコートで見つめ、監督としての感覚を身に付けた。
テレビドラマでは人気俳優の座を固めたが、映画ではまだ単独主演経験はない。それでも、『公共の敵2 あらたなる戦い』『家族の誕生』『私の愛』に続き、今回の作品でもまた、存在感ある1本の軸としての価値を高めた。2月にタイでクランクインするイ・ジュンイク監督の新作『あなたは遠いところへ』でも、脇を固める役どころだ。「まだ映画では機が熟していないんでしょうね。自分がやりたい役が自分のところに来ないんです。でも意に染まない作品の主人公を演じるよりも、好きな作品の助演でいるほうがずっといい」。
ドラマ「復活」で名を知られるようになったのが満30歳のとき。年齢や経歴から見るとやや大器晩成型と言えるが、ゆっくりながらどっしりとした足取りで歩んでいる。2月にはタイ、まだ確定はしていないが3月には米サンフランシスコで撮影に入るかもしれないという。それまで当面は、『私たちの~』の舞台あいさつに全力投球する。すでに数カ所地方を回ったが、反応が良く、興行にも期待をかけている。
「ムン・ソリさんが舞台あいさつを終えた後、『私たちの映画、本当に成功するかしら』と心配していたので、こう答えたんですよ。『見ない理由がないじゃないか』って」。
オム・テウン=9日、ソウル(聯合)
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