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クォン・サンウ主演ドラマ、時代劇相手に健闘なるか |
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文書番号:5621 |
2007-12-03 19:39 |
【ソウル2日聯合】クォン・サンウという切り札は効果を発揮するのか――。好調な時代劇の牙城を切り崩そうと、KBSがクォン・サンウ主演ドラマ「悪い愛」を投入する。懸念材料が多く、見通しは甘くないが、一方で「悪い愛」に期待を寄せる見方もある。3日から始まる正統派メロドラマ「悪い愛」が、時代劇を相手にどれだけ健闘するかが注目される。
▲立ちはだかる時代劇の壁
「悪い愛」が放映される月・火曜夜の時間帯では現在、MBC「イサン」とSBS「王と私」の両時代劇が高視聴率を記録している。
KBSのミニシリーズは長い間、MBCの時代劇「朱蒙」などに苦戦を強いられてきた。今年に入ってKBSで放映された月・火ドラマのうち視聴率10%を超えた作品はわずか。「悪い愛」の前クールの作品「いい加減な興信所」も一部の視聴者の支持は集めたが、3~4%台の低視聴率に終わった。
「悪い愛」の最大の懸念材料はやはり時代劇である点だ。作品性や豪華出演陣を抜きにして、すでに一定の視聴者を確保しているライバルに勝負を挑むには、やはり分が悪い。
▲正統派メロドラマで勝負
「悪い愛」はクォン・サンウ、イ・ヨウォン、キム・ソンスの3人の残酷な愛を描く正統派メロドラマ。制作サイドは、時代劇に飽きた視聴者の興味を引くのではないかと期待を寄せている。冬には涙や激しい愛を描くメロドラマが強いというのが制作サイドの主張で、冬に放映され高視聴率を記録した例として「ごめん、愛してる」「バリでの出来事」などを挙げている。
クォン・サンウは「『天国の階段』以来のメロドラマでいい演技を見せたい」と、「悪い愛」への意気込みを見せている。同作品は、奇しくも「天国の階段」と同じ12月3日からスタートする。
しかし、最近では正統派メロドラマ人気が低迷しているため、一抹の不安も残る。キム・ハヌルの「90日、愛する時間」、イ・ミヨンの「愛に狂う」、コ・ソヨンの「ブルー・フィッシュ」、エリックの「ケ・セラ・セラ」など、最近放映されたメロドラマはどれも成績が振るわなかった。
▲クォン・サンウの覚悟
約3年ぶりのドラマ出演となるクォン・サンウ。プライベートではスキャンダルが絶えなかっただけに、本業での活躍をファンに見せるため、相当な覚悟でいるようだ。トップ俳優としては珍しく朝のトーク番組に出演し、主婦層にアピールするなどドラマの宣伝にも積極的に協力している。所属事務所が共同制作を担当している点も、肩の荷を重くしている理由だ。
これをサポートすべく、女優イ・ヨウォン、脚本家イ・ユジン、プロデューサーのクォン・ゲホンの女性3人が威力を発揮しそうだ。SBSドラマ「外科医ポン・ダルヒ」、映画『華麗なる休暇』が相次いでヒットしたイ・ヨウォンがヒロインを演じ、クォンプロデューサーの女性らしい繊細な演出も期待されている。
「火の鳥」などで知られるイ・ユジンが脚本を手がけた今作品は、歌手Rain(ピ)と女優コ・ソヨンの主演で制作が進められたが中断し、数年間、日の目を見ることがなかった。
これに対しクォン・サンウは「一度は制作中止になった作品が世に出れば、何かを巻き起こすかもしれない」と語った。「悪い愛」が時代劇ブームに一石を投じることができるかどうか注目される。
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