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 ヒョンビン公式ファンクラブイベント「HYUN－BIN Birthday＆Fanclub Open Event」 |
 超オススメ
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| 文書番号：5340 |
2007-10-23 15:58 |
今月20日、東京国際フォーラムにてヒョンビンの「HYUN-BIN Birthday＆Fanclub Open Event」が開催されました。
黒いジャケットに身をつつみステージに登場したヒョンビン。以下のように挨拶しました。
「こんにちは。ヒョンビンです。会場にいらっしゃるみなさんの中には一週間勉強していた方もいらっしゃると思いますし、お勤めしていらっしゃった方もいらっしゃるかと思います。本来なら週末には休まなくてはいけなかったでしょうに、こうして来てくださってありがとうございます。今日は楽しい時間を過ごしたいと思っていますし、みなさんにはいい思い出を持ち帰っていただきたいと思っています。日本で僕のファンクラブがオープンしたことを本当にありがたく思っています。韓国ではない日本でこうして応援してくださるみなさんがいるということは、僕にとって大きな力になっています。これからも頑張っていきますので、期待してこれからも愛情を注いでください」
「公式的な日本訪問は3回目です。前回は『雪の女王』というドラマのプロモーションで来ました。前回とは違って今回は安らかな気持ちです。実は飛行機に乗る前、韓国では雨が降っていたんです。日本でも雨が降っていたらどうしようかと思いましたが、幸い雨は降っていませんでした。ところが昨日の夜また雨が降っていたので、とても心配しながら寝たのですが、今日は晴れていてよかったです」
俳優ヒョンビンの魅力を探るべくファンクラブで事前に「どのヒョンビンが好きか？」を投票。これまでの出演作の中から上位3作品を選定し、各作品をダイジェスト版で振り返ります。
（1）映画『百万長者の初恋』
ダイジェスト版を見ながら真剣な眼差しのヒョンビン。この作品の見所は？と、聞かれると「この映画の一番好きなところは純粋な愛が描かれているところです。どんな人であれ、どんな時代であれ、一人の人をこんなふうに愛することができるのだと教えてくれた作品だと思います。愛というのはいつの時代にも共通して存在している気がします。見てくださるみなさんも、こういった恋愛経験があるかと思いますので、それを思い出して見ていただければと思います。それからこの映画には美しい風景やステキな音楽が出てきますし、それぞれのキャラクターがとっても個性的ですので、そういった要素も見所だと思います」と答えました。
女装をするシーンについては「（照れくさそうに）このシーンを撮影した時、まず服を着て鏡の前に立った瞬間に、みなさんにこの姿をお見せするなんてとても申し訳ないという気持ちになりました（笑）。実は高校生の頃に演劇で女装をした経験があったので大丈夫だろうと思っていたのですが、時間がだいぶ経っているせいか、自分の姿を見てとても照れくさかったです。ですが、見てくださっているみなさんがあのシーンで笑ってくれたとしたら自分としては満足ですね」。
共演者も同世代で撮影は楽しくできたか？との質問には「幸い、今回の共演者はほとんど同世代の方々ばかりでしたので、何のトラブルもなく楽しく撮影することができました。学校の友達役の俳優は、実はかなり年齢が上で30代なのですが、学生服を着ていましたよね。考えてみれば彼が学生服を着て出たのと自分が女装をして出たのと同じようなものですよね（笑）」。
最後に「この作品は撮影中も本当に幸せでした。映画の中のジェギョンのように恋愛をしてみたいと思いました。そして映画館に恋人同士で来る方々にも、映画を見てさらに愛が深まってほしいなと思いました」とコメントしました。
（2）ドラマ「私の名前はキム・サムスン」
サムスンとのキスシーンを見て改めて照れるヒョンビン。このドラマに出演するきっかけを聞かれると「このドラマの中には誰も悪い人が出てこないんですね。その点、他のドラマと少し違うという気がして惹かれましたし、このドラマの主人公のように結婚していない女性が増えていますので、共感してもらえるかなと思いました」と説明しました。
自分のステップアップにつながったドラマだったかとの質問には「このドラマがきっかけとなってたくさんの人に知っていただけるようになりましたし、今日こうしてみなさんにお会いすることができているんだと思います。忘れられない作品になりました。撮影中も色々なことを学びましたし、今の自分が在るのもこの作品のおかげだと思うくらい、とてもいい作品だったと思います」と答えました。
サムスン役のキム・ソナについては「本当に面白い方で、撮影中でもムードメーカーでした。演技の面でも色々と助けていただきました。このドラマを見ると単に面白いだけかと思うかもしれませんが、面白い面と真面目な面を持つ女優です」と語りました。
ドラマの中でよく殴られたことについては、「このドラマが終わった後に、韓国である記者の方がとても面白い分析をされていました。ドラマの中でサムシクはサムスンに何回殴られたか数えたそうです。100発以上殴られていました（笑）。演じる方としては殴るよりも殴られた方がはるかに楽です。もし相手が女性の場合、叩かなくてはならない時はとてもプレッシャーを感じます。それに撮影では殴るより殴られる時の方が周りも気を遣ってくれるので、殴られるほうがいいです（笑）」と答えていました。
NGも多かったのでは？と聞かれると「そうですね。笑ってしまってNGになったことがたくさんありました。キム・ソナさんのアドリブで笑ってしまいます。スタッフが笑い出してしまうこともありました」とか。
また、ピアノを弾くシーンでは「僕もそれなりに練習して望みましたが、一緒に撮影をしている先輩の俳優たちはあのシーンを嫌がっています。僕がピアノを弾いているのを他の俳優たちが見ているというシーンなのですが、撮影に4～5時間かかったので、みなさんもう嫌だとおっしゃっていました（笑）」とエピソードを披露しました。
（3）ドラマ「雪の女王」
優等生から過去を背負う男への転身など複雑な役柄だったこのドラマ。役作りは大変だったのかと聞かれたヒョンビンは「一人で二役演じることについては最初とても心配しましたが、だからこそこの作品を選んだという部分もあります。まずドックを見せる前にテウンを見せたのですが、その時には一途で勉強ばかりしているような部分を見せ、ドックを演じる際には男らしいイメージを見せようと務めました」と説明。
「ドラマには出てこない彼の過ごしてきた時間さえもみなさんに感じ取ってもらえるように、自分なりに工夫してみたのですが、みなさんいかがでしたでしょうか。うまくできていたでしょうか？」と問うと、会場からは思わず拍手が。
撮影中、凍傷になりかけたというヒョンビン。
「ニュージーランドで撮影をしたのですが、雪が降っている高い山の上までヘリで行きました。かなり寒かったですし、衣装もそこまで厚くなかったので大変でした。靴の中に雪が浸み込み風も強かったです。部屋に戻ってきて温まったので、なんとか大丈夫でした」と語っていました。
ここで韓国でヒョンビンが出演しているキムチ専用冷蔵庫のCM映像が公開されました。
「今回のCMに出てくるのはキムチ冷蔵庫ですが、ワインを入れるところもあったりして新しいタイプです。こんなこと言うと、何だか僕がキムチ冷蔵庫の会社から来た営業マンみたいですよね（笑）」と笑わせました。
続いて「ハヌルポリ」というお茶のCM。こちらは見事にかっこいい仕上がりです！！
司会が「何だかこのCMは大人っぽい感じですね」とコメントすると「え、実際の僕は幼い感じですか（笑）？」と問い返すヒョンビン。
さらにマルタ共和国で撮影したというCMでは「マルタ共和国は中世の雰囲気が漂っている小さな島です。とても素敵なところなので、個人的にまた行ってみたいと思います。でも物価が高いんですよ（笑）！」と説明しました。
撮影では何時間も走り続けたというヒョンビン。足を痛める場面もありました。
次回作について聞かれると「ドラマになるか映画になるか、まだ分かりませんが、いい作品でみなさんにお会いできるようにと思って検討しているところです。今日ご覧いただいた作品とは違うタイプの作品でみなさんにお会いできればと思っています」と答えるヒョンビン。
「個人的にとても気になるのですが」と、日本のファンにドラマと映画、どちらが好きなのか質問するヒョンビン。会場ではドラマに対する拍手がやや多かったようですが、ファンは「どっちも好き！」といった感じでした。
さらに質疑応答が続きます。
俳優を目指したのはいつか？
「高校の頃、演劇をやってみて俳優になりたいと思うようになりました」
モデル業もしていたが
「友達と一緒にいるところに運よくデザイナーの方がいらして、僕を見て起用してくださいました。専門的にモデルをしていたわけではありませんが、たまにショーに出たりしていました」
俳優業は面白いか
「とても楽しい仕事だと思います。撮影現場で撮影をしている時がとても幸せです。他のことを考えずに、作品とキャラクターのことだけを考えるので、気持ちも落ち着きますし幸せです。そして作品をたくさんの人に見ていただけるのも、すごくいいことだと思っています」
これからやってみたい役柄は？
「まだやったことのない役がたくさんありますので、機会があればいろいろなキャラクターをやってみたいと思います。強い役柄や悪役もやってみたいです」
ここで、ヒョンビンの幼少時代の写真が公開されることに。
「みなさんがこれからご覧になる僕の写真ですが、実は両親は僕に何も言ってくれなかったんです。自分自身も見ていないので期待と同時にすごく不安です！」というヒョンビン。
小さい頃は引っ込み思案な少年だったというヒョンビン。マッシュルームカットに真っ赤な服を着た写真を見ながら顔を赤らめる姿がとても印象的です。小学校時代は子供スポーツ団に入っていたとか。その後、中学時代には少し不良っぽい（？）元気な写真（会場は大爆笑）。思春期だったのでしょう。この時期、一度家出をしているとの情報に
「この時期は友達と遊ぶのがとても好きだったんです。それでちょっと長い間友達の家にいたんですよ。両親はそれを家出だと思っていたんでしょう（笑）」とコメント。
本人も予想していなかった数々の写真に、さすがの本人もまいったといった様子。顔を真っ赤にしながら苦笑いするヒョンビン。「何だかまるで今自分が真っ裸になっている気分です。実は今、両親も日本に来ているのですが、夜にちょっと家族会議をする必要がありそうです」と笑っていました。
さらに芸能界の先輩、友達からのお祝いメッセージが。チャン・ドンゴン、キム・ソナ、チ・ジニ、キム・スンウ、ダニエル・へニー、ソン・ユリ、チョン・リョウォン、キム・テヒなど、豪華なメンバーです。
「実はチャン・ドンゴン先輩とは知り合って日が浅いのですが、本当にいろいろなアドバイスをくれます。仕事だけでなく人間としても様々なことを教えてくださるので、本当に感謝していますし大好きな先輩です。
キム・ソナさんについては今回はキム・ソナさんのイメージを女性らしくしようと努力したのですが、逆戻りしていますね（笑）。キム・ソナさんはとても素敵な女優です。
キム・ソンウ先輩とは実は作品では一度も共演したことはありません。俳優仲間で作った野球チームで一緒なんです。いろいろなアドバイスをくださったり、とてもすばらしい先輩です」と語りました。
野球チームについて聞かれると、「俳優仲間で作った野球チームなので、みなさんの知っている俳優たちもたくさんいると思います。以前は僕はポジションがなかったんですね。というのも、僕は野球チームの中でも年下なので。最近ではピッチャーをやらせてもらい、マウンドにも何回か立ったことはあります」と教えてくれました。
続いてはファンクラブからの質問です。
Ｑ．休みの日は何をしていますか？
「一人でいるのが好きなので家にいることもありますし、先輩の俳優たちと会って話したりすることもあります。家にいる時は夜一人で映画を見ながらビールを飲むのが好きです」
Ｑ．寝る時はどんな格好で寝ていますか？
「…想像しないで下さい(笑)。下着一枚で寝ていることが多いですね」
ここで司会者が｢パンツ一丁ってことですよね？｣と聞くと、照れたように笑いながら｢そりゃあ、Ｔシャツだけ着て寝るわけないですよね（笑）｣と返すヒョンビン。
Ｑ．好きな動物、ペットは飼っていますか？
「人の近くにいてくれる動物は何でも好きなのですが、犬が好きですね。仕事のため、僕自身はペットを飼えないですが、僕の代わりに両親が仔犬を飼っています。その犬というのは僕が両親にプレゼントしたものなのですが、両親がとても喜んでくれたので、僕も嬉しいです。スクスク元気に育っています」
会場のスクリーンには愛犬バビの写真が公開されました。
次にヒョンビンの１日を撮影したビデオが公開されました。仕事に行く姿や撮影の空き時間に野球の練習をする姿も。写真を撮るのも好きで、「写真というのは長く時間が経っても思い出として残るから」と説明していました。
かけがえのないもの、常に感謝している人について聞かれたヒョンビン。「年をとるごとに、いろいろな人に感謝したいと思うようになりました。家族に対しても、仕事を助けてくれる周りの人たち、先輩俳優のみなさん、そしてファンのみなさんにも心から感謝したいと思います」とコメント。
ここでヒョンビンはいったん退場し、会場ではヒョンビンの誕生日パーティーの準備が進められます。
白いシャツに着替え、再びステージに登場したヒョンビンの前には、誕生日を祝う大きなケーキが。ローソクを吹き消すヒョンビンに、ファンからはお祝いの歌がプレゼントされました。そしてステージに置かれたファンからのプレゼントをいくつかを開けてみると…ヒョンビンの似顔絵を刺繍した作品やタオルケットなど、愛のこもった品々が。
嬉しそうな表情を見せたヒョンビンは、「ありがとうございます。実は誕生日は1カ月前だったのですが、今日こうして祝っていただき本当にありがとうございます」と感謝しました。
今度はヒョンビンからファンへのプレゼントとして、ステージに3つの目覚まし時計が準備されました。それぞれの目覚まし時計にはヒョンビンの肉声で
「감사합니다. 그리고 사랑합니다．（ありがとうございます。そして愛しています）」
「빨리 일어나～언제까지 잘거야？（早く起きて～いつまで寝てるつもり？）」
「오늘도 즐겁게 파이팅！（今日も楽しくファイティン！）」
と、それぞれに違う言葉が入っているという、ファンにはたまらなく嬉しい超レアなプレゼント。
会場のファンは事前に席番号と携帯電話の番号を記入してあり、ヒョンビンが抽選でその場でサプライズの電話をかけ、プレゼントを受け取るというこの企画。電話がかかってきたファンは、どれほどびっくりしたことでしょう（うらやましい！）。3人の中には泣き崩れてしまうファンもいて、ヒョンビンへの愛を感じました。
ステージに上がったファンのみなさんは、ヒョンビンを間近にして直視できない様子。司会の小倉アナも「僕も男ですけど、その気持ちよくわかります。あまりにも男前なんですよ！」と熱弁。男性から見ても本当に男前なんですね。
さらに、会場に集まった多くのファンからのお祝いメッセージＶＴＲを嬉しそうに見つめるヒョンビン。その姿もとても素敵でした。
この後、ヒョンビンが書いた詩を司会の小倉アナが朗読。
僕の見る夢
夢から覚めると厳しい現実が待っている
いつもあなたがいてくれて、もう僕は一人じゃない
あなたの笑顔で、僕の時は動き出すことができる
あなたと同じ夢を見て、同じ風船を空高く上げよう
僕の物語、そして・・・僕と共に創る物語がみんなの夢の道しるべとなりますように
再び登場したヒョンビンは、アンデルセンの「雪の女王」を朗読しました。ヒョンビンのソフトな声を聞いていると、とても安らかな気持ちになります。
そしてなんとナント！ここでヒョンビンより歌のプレゼントです。ドラマ「雪の女王」の曲「첫눈의 사랑（初雪の恋）」、そして「BLUE DAY」。初めてヒョンビンの歌を聞いた人はびっくりしたのではないでしょうか。本当に上手です！ヒョンビンの歌声にファンの人たちと一緒になって酔いしれた記者。歌い終わると会場からは大きな拍手と歓声が鳴り止みません。
「今日はみなさんに何をお見せできるのか、自分のどんな姿をお見せしたらいいのか、いろいろ心配したんですが、拍手もたくさんしてくださり、いっぱい笑ってくださったのでとても楽しく過ごすことができました。本当にありがとうございます。そしてみなさんのおかげで今自分はこの場所に立てるのだと思います。これからもみなさんの声援に応えていけるように頑張っていきたいと思います。いつもありがとうございます」。
～取材を終えて～
久々に見たヒョンビンは男らしさが増していてとても素敵でした。ソフトなあの喋り方にクラクラしてしまうファンがたくさんいるんだろうなあと改めて思います。そしてあの歌声！今回は本当にびっくりさせられました。ヒョンビンの魅力がぎっしり詰まった3時間、じっくり楽しませていただきました！
文：栃木（ブロコリ）／オフィシャル写真提供：スターMジャパン
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