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アイコン  <インタビュー>『パッチギ!』シリーズの井筒和幸監督 アイコン オススメ
文書番号:5199 2007-10-03 09:12
【ソウル2日聯合】在日朝鮮人2世たちの絶望と希望を描いた映画『パッチギ!』で、日本と韓国の観客を驚かせた井筒和幸監督が、続編『パッチギ!LOVE & PEACE』を携え韓国を訪れた。両作品は、1960~1970年代の日本を背景に、若者たちの乱闘劇を描く活劇的要素を取り入れると同時に、在日コリアンが抱える恨(ハン)と、彼らが絶えずぶつかる壁に正面から挑んでいる。特に続編では、在日2世たちだけでなく、前編では主人公たちの会話の中に登場するだけだった、戦争と在日1世たちが直接描かれている。

井筒和幸監督
井筒和幸監督=2日、ソウル(聯合)


 ソウル市内のホテルで会った井筒監督は、「現代の日本人たちは、歴史と過去を忘れ去ろうとしている」と懸念を示しながら、映画と社会に向けた自身の視点について語った。以下は一問一答。

――『パッチギ!』制作前の在日コリアンに対する認識は。

「大阪出身だが、幼いころから在日コリアンが身近にいるところ、日本人と在日コリアンが一緒に暮らすところで育った。彼らとともに育ち、なぜこの人たちには名前が2つあるのかと不思議に思ったりしていた」

――『パッチギ!』シリーズ2作の反応に違いはあったか。

「『パッチギ!』は恋愛と友情を描いた青春映画だが、日本社会では久し振りに在日との交流を描いた作品だった。大ヒットとは言えないながらも評判は良く、DVDが長期にわたりかなり売れた。賞も受賞し、面白い反応が多かった。続編は、前編でできなかった話を描くために制作したもので、子どもではなく大人に成長した一家の物語だが、前編とは異なる反応があった。反日映画という見方も多く、特にインターネットでは若者を中心に非難を多く浴びた。日本の文化庁から支援を受けたのだが、『こんな映画を作るために血税を使うなんて』とも言われた」

――21世紀にも在日コリアンたちの苦難は依然として存在しているが、あえて1960~1970年代を舞台にした理由は。

「今の時代を舞台にすれば、物語を作ることはできなかったと思う。それほど現代の日本社会は保守的だ。今の日本の文化的に見ても、現代が舞台ならうそを描かなければならなかっただろう。韓国もそうだと思うが、日本映画界でも今は軽い映画ばかりが大量に作られている」

――続編の舞台はなぜ1974年の東京なのか。

「1970年代は閉鎖的で排他的な日本の姿がちょうど形作られ始めた時期だった。また、東京は日本の『代表選手』で、韓国のソウルのように、日本でも多くの都市が東京に似せようとして固有の姿を捨てていくようになった」

――前編は希望的なメッセージを伝えて終わったが、続編はそうしたものが消えてしまったような印象だが。

「前編の舞台となった1960年代末には自由と開放に対する虚像や幻想があったが、1970年代になるとそうしたものが消え、閉鎖的な日本社会がスタートした。前編では在日と日本人の和合を描くことができたが、続編ではそれが難しかった」

――前編では主人公・アンサンの祖国は北朝鮮という設定だったが、続編ではアンソンの父は済州島の出身になっている。また、セリフでも済州の民衆抗争に関する言及があるが。

「大阪には特に済州出身の韓国人が多く、戦争が終わる前から移住者が多かったが、戦争が終わっても移住者が絶えなかったと聞いて関心を持った。そこで民衆抗争のことを知り、念頭に置いて続編に盛り込んだ」

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