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「もっと知りたい。韓国」 シネマコリア2007、18日から順次開催 |
オススメ
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文書番号:4804 |
2007-08-03 15:37 |
「映画の上映を通じて、日韓の相互理解と文化交流を促進させる」ことを目的に1998年に設立され、息の長いミニ韓国映画祭として、多くのファンの支持を集めてきたシネマコリア。設立9年目となる今年は韓国の近現代史を描いた作品を取り揃え、「もっと知りたい。韓国」をキーワードに、東京・名古屋・大阪で開催される。
東京会場では上映作品の監督を迎えてのティーチインのほか、初めての試みとして観客との交流パーティーも予定されている。「観客とゲストの距離が最も近い映画祭」と評されるシネマコリアに足を運んでみてはいかがだろうか。
期間&会場:
8/18(土)&19(日)東京:イイノホール
8/25(土)&26(日)名古屋:愛知芸術文化センター 12階 アートスペースA
9/ 1(土)& 2(日)大阪:第七藝術劇場
上映作品:
『懐かしの庭』[日本初公開]
韓国/2007年/112分/監督:イム・サンス/出演:ヨム・ジョンア、チ・ジニ、ユン・ヨジョン
●1980年代、民主化運動の時代の青春と愛のかたちを描いた情感溢れる感動作。学生時代、光州民主化運動に参加したかどで収監されていたオ・ヒョヌが、17年ぶりに刑務所を出る。逃亡生活中、彼をかくまってくれた女性ハン・ユニは既に亡くなっていた。何もかも変わってしまった韓国社会。ヒョヌは自らの失われた青春の軌跡をたどる。民主化運動のリーダーであり、訪北したため獄中生活を送った経験も持つ人気作家、黄皙暎(ファン・ソギョン)の同名小説を映画化した作品。
『ラジオ・スター』[東京・名古屋・大阪初公開]
韓国/2006年/115分/監督:イ・ジュニク/出演:パク・チュンフン、アン・ソンギ、チェ・ジョンユン
●人生に敗れた中年男二人の心温まる再生の物語。落ち目のロック・スター、チェ・ゴンは、古女房のマネージャー、パク・ミンスのはからいで、ローカル・ラジオ局のDJを始める。当初全くやる気のなかったチェ・ゴンだが、ふとしたことがきっかけで彼の番組は人気沸騰。ソウル凱旋の話が持ち上がる。『王の男』のイ・ジュニク監督とスタッフが再集結し、80年代から韓国映画を支え続けた黄金コンビ、パク・チュンフンとアン・ソンギが4回目の共演。新旧韓国映画ファン全ての期待に応える人情味あふれる逸品。
『ホリデイ』[日本初公開]
韓国/2006年/120分/監督:ヤン・ユノ/出演:イ・ソンジェ、チェ・ミンス、チャン・セジン、イ・オル、チョアン、ヨ・ヒョンス
●ソウル五輪が開催された1988年に起こった、脱獄囚人質立てこもり事件を題材に、公権力の横暴や貧困問題を描き出した社会派エンターテイメント。オリンピックを前に強制撤去される貧民街。それに抵抗し投獄されたチ・ガンヒョクは拳銃を奪って仲間と共に逃亡し、ソウル市内を転々とする生活をはじめる。ガンヒョクが訴えた「有銭無罪、無銭有罪」は、金持ちは裁かれず、持たざる者は罪に問われるという社会の不条理を糾弾した言葉だが、貧富の格差が広がる韓国で、今この言葉が再びはやり始めているという。
『青燕(あおつばめ)』[名古屋・大阪初公開]
韓国/2005年/133分/監督:ユン・ジョンチャン/出演:チャン・ジニョン、キム・ジュヒョク、笛木優子(ユミン)、ハン・ジミン、仲村トオル
●実在の女性パイロット朴敬元(パク・キョンウォン)の生涯を描いた航空映画。大正から昭和初期、朝鮮半島が日本の植民地だった時代、空への情熱を燃やす敬元は、モダニズムの花開く東京にやってきて、立川飛行学校に入学。数少ない女性飛行士のトップとして飛行競技大会、歓迎飛行などで活躍する。しかし忍び寄る軍靴の足音は、恋人との仲を引き裂き、政治の思惑は、故郷訪問飛行を熱望する敬元を日本・朝鮮・満州を結ぶ日満親善飛行に旅立たせることになる。
お問い合わせ:
東京会場:シネマコリア東京事務局(株式会社スキップ内) TEL 03-3437-3025
名古屋会場:シネマスコーレ TEL 052-452-6036
大阪会場:第七藝術劇場 TEL 06-6302-2073
公式サイト:http://cinemakorea.org/filmfes/
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