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<インタビュー>ミステリー映画でも外科医に、俳優キム・ミョンミン |
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文書番号:4764 |
2007-07-30 15:09 |
【ソウル30日聯合】ドラマ「白い巨塔」に主演した俳優キム・ミョンミンがミステリー・ホラー映画『リターン』で再び外科医を演じた。
作品は昨年夏、ドラマ「白い巨塔」の前に撮影された。有能な外科医リュ・ジェウを演じるため手術シーンを練習しなければならなかったが、それが後に「白い巨塔」の撮影で役立ったという。
「手術中の覚醒」という独特な題材をテーマにしたこの作品で、キム・ミョンミンはストーリーテラー役を務めている。心臓手術の途中で意識が戻るというおぞましい経験がもとで心的外傷後ストレス障害(PTSD)となり、殺人まで引き起こしたナ・サンウという少年が、記憶を封印され渡米する。それから20数年後、リュ・ジェウの周辺で連続殺人事件が発生する。リュ・ジェウとその周辺人物であるオ・チフン、カン・ウクファン、チャン・ソクホのうち、誰がナ・サンウであるかを推理するのが作品の魅力となっている。
「『白い巨塔』ではわたしが全面的にドラマを引っ張りましたが、今回は事件に深く介入しながら、観客を作品世界に引き込むストーリーテラー役でした。同じ外科医でもキャラクターも性格も異なるため、見る人に『同じような役』と思わせることはないはず」と語る。
他のキャラクターに比べ、キム・ミョンミンが演じたリュ・ジェウはあまり目立たない存在だ。それだけに演技のさじ加減も難しかったと思われる。クライマックスで激しく混乱し、涙でくしゃくしゃになりながら演じるシーンが強い印象を残す程度だ。
作品を一言で表現するなら、との質問に、「とても感性的な作品です。『泣けるホラー』とでも言いましょうか」と答えた。
キム・ミョンミンがその真価を発揮するようになったのは最近のことだ。ドラマ「不滅の李舜臣」で演技力を認められた後、「白い巨塔」で人気を不動のものとし、映画界からも注目されるようになった。しかし映画『鳥肌』では俳優チャン・ジニョンだけがスポットライトを浴びた。
「以前は映画にこだわろうとした時期もありましたが、ドラマに出演してその良さを知りました。 制作環境の悪さは問題ですが、1人の人間の人生を表現するには映画よりもドラマの方が適しているように思います。映画でもドラマでも良い作品であるなら出演したいし、いつか自分にぴったりの映画にも出会えるでしょう」
女優ソン・イェジンと共演する『無防備都市』を撮影中のキム・ミョンミンは、「白い巨塔」の後遺症(?)のせいか、何か違う、新しい作品を求めるようになったという。
「男性的で、強烈な印象を残す作品が、自分の演技スタイルに合っているように思います。完成度の高い映画を観客に届けたいですね。韓国映画が厳しい状況にあるとはいえ、すべての作品が完成度を備える必要はないでしょう。完成度の低い作品が徹底的に批判を受けることで、完成度の高い作品に対する評価が高まるのですから」
今や観客の信頼を獲得したキム・ミョンミン。「作品の選択肢が増えたのはいいのですが、責任も重くなることがプレッシャー」と率直な思いを打ち明けた。
俳優キム・ミョンミン=(聯合)
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