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イ・ビョンホン&スエ『夏物語』来日記者会見 |
すごくオススメ
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文書番号:3390 |
2007-01-19 19:29 |
ベトナム反戦の高揚を背景に、「学生反乱の時代」と呼ばれた1969年の韓国を舞台とした映画『夏物語』。
イ・ビョンホンが100本以上の脚本の中から自ら選び、20代の若さ溢れる大学生と、60代の老教授という二つの世代を演じ、話題を呼んでいる。
今月27日の日本公開に先駆け、主演のイ・ビョンホン、スエ、チョ・グンシク監督が18日、東京・渋谷にて来日記者会見を行った。
この作品のシナリオを読んだ時、相手役にまずスエの顔が思い浮かんだというイ・ビョンホンは「ジョンイルという役とスエさんはとても似ていると思います。本当に適役だなぁと思いました。彼女はとてもいい演技を見せてくれました」と後輩を褒めたたえた。
これに対しスエは「私は学生の頃からイ・ビョンホンさんが出演されている作品をよく見ていました。大ファンだったので、今回こうして恋人役を演じることができて、とても嬉しいです。イ・ビョンホンさんは本当に優しくて、女性に愛される資格のある方だと思います」と笑顔でコメントした。
また、演じる上で難しかった点を聞かれたイ・ビョンホンは「私は1960年代という時代は生きていませんが、ある程度その時代を察することができました。なぜなら私が子どもの頃は60年代の残像のようなものが残っていたからです」と語った。
また「この映画の中には当時の時代的な状況がたくさん描かれています。理念、イデオロギーの対立によって人々の間に誤解が生じて、ある人は監獄に送られたり、ある人はスパイ罪を問われて死に至ったりしたわけなのですが、そういった状況は今の時代ではなかなか理解できないと思います。しかし私がそういったことをある程度理解できたのは、小学校の頃に歪曲された教育を受けた世代だったからだと思います」と説明。
さらに「難しかったのは、当時の時代の人をどういう風に表現して演じるかということです。人というのは、場所と時間が変わっても、基本的な感情はある程度同じなのではないかと思っていました。ただ、もし違いがあるとしたら、当時は純情というものが残っていたと思います。今の時代はクールであることが美徳であるとしたら、当時は美しい愛というのは純情ではなかったかと。その点の違いを考えながら、演技をしていました」と述べた。
この映画のテーマである、初恋の思い出を教えて欲しいという質問には「私の初恋の相手はイ・ビョンホンさんにルックスが似ていたんです。だから演じる時にすんなり感情移入ができました」とスエが答えたのに対し、イ・ビョンホンは照れ笑いを浮かべながら、「スエさんは日本で何か話題を撒き散らそうとしてるのかな?私ももちろん初恋は経験しているけれど、それは私の心の中に大切にしまっておきたいと思います。語れなくてごめんなさい」とはぐらかした。
また、イ・ビョンホンは「現場はとても楽しかったです。私と監督の誕生日が一緒だったので、スエさんやスタッフがこっそり準備をして誕生日を祝ってくれました。スタッフ全員に一言コメントを書いてもらって、それをまとめたノートをプレゼントされたんです。とても嬉しかったです」と撮影時のエピソードを語った。
映画『甘い人生』以来1年半ぶりにスクリーンに登場するイ・ビョンホンが魅せる純愛ラブストーリー『夏物語』は27日よりシネマート新宿ほかにて全国ロードショー。
文:青柳/写真:李(ブロコリ)
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