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アイコン sg WANNA BE+ 単独コンサート sg WANNA BE+ LIVE IN JAPAN2 アイコン すごくオススメ
文書番号:2988 2006-11-16 15:32

 2004年にデビューし、今年5月の日本単独コンサートで大成功をおさめたR&Bグループsg WANNA BE+が今月12日、渋谷・NHKホールで日本で2回目となるコンサートを行いました。この日は昼・夜2回の公演が行われ、その圧倒的な歌唱力で会場を埋めつくしたファンを魅了しました。

 秋風が冷たく吹きすさぶ渋谷。開演数時間前から会場周辺には、期待に胸を躍らせたファンがいっぱい!皆の熱気と興奮で、ここだけは少しだけ気温が高いかも?!という熱狂ぶりに、こちらの気分も高まります。
 楽しそうなファンのグループを眺めていると、ふとあることに気付きました。「私たちの出会いが、偶然ではない 永遠になるように願って」とハングルで書かれた黄色いミニ横断幕を持っているのです。これはsg WANNA BE+の日本公式ファンサイト「sg WANNA BE+ Japanese Official Fan Site」が配布したもので、彼等を愛する日本・韓国のファンの応援メッセージが記されたものでした。応援するアーティストを介して、素敵な交流ができている様子がうかがえ気持ちも温かくなります。

 開始時間を20分程過ぎた頃、場内が暗転。ステージ全面に張られた白幕をスクリーンにして、今日のコンサートの開始を告げる映像が流れると、その向こうにシルエット…。1曲目の前奏に合わせて幕が切って落とされると、sg WANNA BE+の3人がステージに設けられた、さらに高いステージに左右中央とバラバラに佇んでおり、大歓声に迎えられ「罪と罰」を熱唱してコンサートがスタートしました。

 頭から数曲、その圧倒的な歌唱力と表現力で一気に詞の世界観に会場を引き込みます。たとえ歌詞が理解できなくても、切ないメロディーラインは言わずもがな、彼等の奇跡のような歌声に、胸が震えるような感覚を覚え、涙したファンも多いのではないでしょうか?お腹の底のもっと深いところから感情が呼び起されて込み上げて来る何か…単に「上手い」という言葉だけでは語ることのできない力を感じます。

 我を忘れる程に、この世界に酔いしれていていると、いつの間にか楽しいMCに。挨拶やメンバーの自己紹介等、カンペ(モニター)をみつつ日本語で一生懸命話す姿は、歌っているときとはまた違った魅力があります。

 そして、お手本にしている大好きな先輩たちの曲からということで「私の心の宝石箱」「愛と友情の間」を披露。しっとりと歌い上げると大きな拍手を浴びました。sg WANNA BE+のリメイクアルバムに収録されているこの2曲は、5月のコンサートでも披露しており、‘sg WANNA BE+テイスト’が名曲と調和し、さらに完成度を増した素晴らしい曲に仕上がっていました。

 歌い終えてふたたび始まったMCでは「はぁ~」とため息をひとつ。そして楽しいトークへ。
 まずヨンジュンが日本語で「今日はいっぱい嬉しいです」と感想を述べ、自分達にはなぜ日本語の歌がないのかを2人に訊ねると、「日本語ができないからじゃない?」とドンハ。会場からも笑いがこぼれていました。ヨンジュンが、自分はできる!と「冬ソナ~」と一言。僕もできる、とジノがやはり「冬ソナ~!」。会場を沸かせます。そして「ヨン様、ヨン様」と3人とも和気あいあい。3人でヨンジュンを「イミテーションヨン様!」と言ってはしゃぎ、会場を爆笑の渦に巻き込みました。
 ‘ヨン様’トークが出たところでドラマ「ホテリアー」の挿入歌「笑っちゃうだろう」へと繋ぎ、MCも完璧でした。

 着席して聴き入っていた客席でしたが、続いて歌った「Timeless」では、だんだんと立ちあがってリズムをとり始めるファンが増え、最後には総立ちとなって力強くペンライトを振っていました。ヨンジュンとジノが立ち位置を入れ替わり、ステージに腰掛けて客席に足を投げ出す形で歌うと「きゃー」という黄色い歓声があがります。また曲中、「ヘイ、ヨン様!」と笑わせる場面も。完璧な歌だけでなく、彼等の一挙手一投足に会場が沸きました。

 3人の似て異なる声質の美しいハーモニー、ユニゾン、ビブラート…。温かさと力強さを、愛しさと哀愁を、様々な感情を含んだ歌声が会場をしっとりと包みます。伸びやかな歌声は、天にまで届くような感覚とでも言うのか…言葉にはできません。

 女性版「sg WANNA BE+」の愛称をもつ女性3人組ボーカル・グループSeeYaとのデュエットと、その名にふさわしい彼女たちのステージが大きな拍手で締めくくられるとメンバーのソロ・ステージが用意されていました。

 トップを飾るのは‘ヨン様’ことキム・ヨンジュン。
 「いつも彼女の後ろで見つめているだけでした。彼女に伝えたいと思います。…愛しています。彼女をいつまでも守ってあげたいです。この曲を彼女にささげます」。そう語るとステージを降り、客席を縫うように‘彼女’の元へ向かったヨンジュン!!
 「君を愛してる」を歌いながら客席の中から‘彼女’をひとりを選び、その手をひいて歩きます。彼女の目をしっかり見つめ、語るように「愛してる」というフレーズを歌うと嫉妬の悲鳴が。うっとり眺めていたこちらもドキドキしてしました。さらに、‘彼女’をステージに上げるとぬいぐるみをプレゼント。サランへポーズで会場が沸くと、さらに、ひざまづいて手にキス!!さらにさらにハグまで…。最後は、大きなバラの花束をプレゼント。そこまでやるか?!のサービスに会場の悲鳴は語るまでもなく…。
 会場のあちこちから「ヨンジュン、ダメー!!」と悲鳴が上がる中、さらにダメ押し(?)の一手。
 「大切な思い出になれば」と、この‘幸せな時間’を記録していたテープを‘彼女’に渡して締めくくりました。
 ただ1人の‘彼女’のためだけに熱唱したヨンジュン。ヨンジュンと、一生忘れられない思い出を作った‘彼女’が本当にうらやましいですね。その後に、危なげない日本語で歌った「瞳を閉じて」(平井堅)を冷静に聴けた人はどれだけいたことか…?

 2番手は、リーダーのチェ・ドンハ。曲調の全く違う2曲、「また違う私」と「Since you been gone」を披露し、別の顔を見せました。「また違う私」を、その伸びやかな奥行きと深みのある歌声で会場を酔わせただけでなく、しっかりと笑いもとっていました。間奏でなにやらごそごそしているなと思ったら、画用紙に書いた日本語のメッセージを会場に向けたのです。日本語が得意でないドンハ、ナイスアイデア!これには、会場の誰もが大爆笑でした。
 少しだけ顔を曇らせつつ…‘こんにちは、韓国から来たチェ・ドンハです。日本のコンサートは2回目だけれど慣れなくてたいへんです。にげたい、かくれたい、こわい…日本語の勉強がまだ足りない。(言葉が通じない)日本で、おんがくでひとつになれるのは、みなさんのおかげです。…(胸の)「ド」キメキは、一生心にとめておきます。次に来るときは、べんきょうしてきます。ごめんなさい。いつまでも忘「す」れません。愛してます’こういった内容が、ドンハ自身の手で綴られた日本語のメッセージでした。決して上手とは言えない文字で、ところどころ間違えていますが、一生懸命さが伝わる、微笑ましい心のこもった素敵なメッセージでした。

 温かい雰囲気に気分をよくしていると、ロッカー・ドンハにガラリと変身。「Are you ready?」「Stand up!」とステージを駆け巡り、「Jump!Jump!」と会場を煽り、盛り上げます。身体を前屈みに曲げて声を絞り出すようにシャウトする姿もバッチリきまったドンハ。ペンライトも一際力強く振られ、ライブハウスのような熱気でした。

 ソロの最後は、最年少のキム・ジノ(ジンホ)。
 類まれなる声量と歌唱力をもった彼は、この日も余すことなくその実力を披露し、聴く者に全身が震えるような感動を与えたに違いありません。完璧なファルセット(裏声)で「This Womans Work」を情感たっぷりに歌い上げると、会場からはため息が聴こえてくるようでした。彼が紡ぎだすフレーズの美しさといったら…!素晴らしい歌を披露したかと思えば、笑いのネタを披露し沸せる場面も。日本語で「タイトルは“ブサイクな女の子”です」…と披露したネタは、ジノ自身が髪を耳にかけてニッコリ――おちゃめな自虐ネタと笑顔の可愛さに、思わず笑ってしまいました。
 続いて、別れの悲しいときも愛しあう喜びのときも、音楽がいつもそばにあり力になる、という内容を日本語で語ると「Friend」(安全地帯)を完璧な日本語で熱唱。愛しさと哀しみを含んだ繊細な歌声が会場を包みます。そして、しっとりとした余韻を残し、ジノはステージを去っていきました。

 と、ここで公私ともに交友の深いソ・ジソブさんからの応援映像が公開されました。兵役中にもかかわらず素敵なプレゼントメッセージをくれたジソブさん。彼等はラストスパートへのパワーをもらったかのごとく2曲を熱唱しました。

 最後のMCとなり、ヨンジュンがファンへのお礼を述べると、会場も大きな拍手で応えます。そして「また次に会えるときまで、待っていてくれますよね?」と会場に呼びかけるとあちこちから「ネー!(はい)」という声が上がりました。
 「皆さんがいてくれるから、私たちがいられるのだと思います。皆さんの存在は、私たちが歌う、大きな力になっています。ありがとうございます」。最後にジノがそう述べると、「生きて」を会場とともに大熱唱して、興奮さめやらぬ中ステージの幕が下りました。

 息つくひまもなく、拍手の波と「アンコール」の合唱が始まります。
 白幕をスクリーンにして“See you again”の文字が映し出されると、さらにコールが大きくなります。そしてバラバラの声が1つになったとき、メッセージは“Thank you”へ。
 彼等が再登場すると、会場総立ち状態になり、ペンライトを振る人、ボードを掲げる人、ミニ横断幕を広げて掲げる人、みんな思い思いのスタイルで楽しんでいるようでした。ファンのきらきらし笑顔に、ジノが楽しそうに客席に向かって、手を振り、愛嬌たっぷりの笑顔をみせていたのがとても印象的でした。客席から「ジノー!」という声があがると「ありがとう」と本当に嬉しそう。

 最後は「ネサラム(僕の人)」を皆で大合唱。ジノとヨンジュンは、自身のパートを日本語で歌うなどしてファンを喜ばせました。曲のラスト、コーラス部分を会場全体で合唱すると、会場に流れる空気がひとつになり、大きな力が生まれたように感じました。その力がさらに大きなうねりとなって、パフォーマーだけでなく、会場を埋めたすべてのファンの心を満たしているようでした。

 フィナーレ。バンドのメンバーも交えて客席に「カムサハムニダ」と感謝を述べ、ドンハとヨンジュンが先にステージを後にしました。最後の最後までステージに残り、客席に向かって深々と頭を下げたジノ。彼が名残り惜しそうにステージを下りるのを見届けて、コンサートは終了となりました。
 韓国一の実力をもったsg WANNA BE+。近い将来、日本でもその実力をより多くの人々が堪能できるようにれることを願ってやみません。

~取材を終えて~
 正直、このレポートを書くにあたり、いつも以上に悩んだことを告白します。(そして「スゴイ、スゴイ」と繰り返し熱く語り、同僚に多大な迷惑をかけたことも付け加えます…)
 通常では、イベントやコンサートに参加していない人にも伝えたいという思いから、どんなに長くなってしまっても、イベントの詳細や感じたありのままを書くことにしています。
 しかし今回は、どう書いたら彼等の魅力を、このステージの素晴らしさを、最大限に伝えられるのかがどうしてもわからなかったのです。(多々ありますが、そういうときは異常に長い時間をかけてレポートを書くことに…)
 sg WANNA BE+は‘筆舌につくしがたい’実力をもった本物のアーティストであり、彼等の魅力を語るには、私の表現力やボキャブラリーでは足りないのです。それを超えたところにあるのですね。うーん。

 聴いているだけで、胸をかきむしられるというのか、震わせるというのか(R&Bの真髄って言うのでしょうか?)…気付いたら、ステージ上の3人の姿がゆがんで見え、久々に衝撃を受けました。
 書けば書くほど野暮というものですね…。
 そう、騙されたと思って一度彼等のステージを観て、聴いて、感じてください。もちろん生(ナマ)でね。そして、私にぜひぜひ教えてください。どうしたら彼等の魅力を最大限に伝えられるのかを…。

sg WANNA BE+ 単独コンサート sg WANNA BE+ LIVE IN JAPAN2
昼の部 セットリスト
1. 罪と罰
2. 狂
3. 愛したのは本当によかった
4. 唇だけかんでいます
5. 私の心の宝石箱
6. 愛と友情の間
7. 笑っちゃうだろう
8. Timeless
9. 愛してくて(with SeeYa)
10. 靴(SeeYa)
11. 狂った愛の歌(SeeYa)
12. 君を愛してる(キム・ヨンジュン ソロ)
13. 瞳を閉じて(キム・ヨンジュン ソロ)
14. また違う私(チェ・ドンハ ソロ)
15. Since you been gone(チェ・ドンハ ソロ)
16. This Womans Work(キム・ジノ ソロ)
17. Friend(キム・ジノ ソロ)
18. 愛しました
19. のろま
20. 生きて
21. Thank you
22. 僕の人








文/撮影:高橋(ブロコリ)

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