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 アーロン・クォック主演『父子』が東京国際映画祭でダブル受賞！ |
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| 文書番号：2865 |
2006-10-31 18:23 |
29日、第19回東京国際映画祭の受賞作品が発表された。中でも中国映画は異彩を放ち、アーロン・クォック（郭富城）主演の『父子』は最優秀アジア映画賞と最優秀芸術貢献賞を受賞し、賞金約150万円を獲得した。また、中国のルー・ユエ（呂楽）監督の作品『十三の桐』は審査員特別賞を受賞した。
東京国際映画祭の授賞式は、例年どおり渋谷Bunkamuraで行われた。グランプリはフランスの新鋭監督ミシェル・ハザナヴィシウスの作品『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』が受賞。この作品はフランスのスパイ「117」がカイロで国王や貴族などのさまざまな問題に巻き込まれていくという内容で、海外情勢を風刺している。
チャン・イーモウ（張藝謀）監督の『活きる』、『上海ルージュ』に参加し、リウ・イエ（劉燁）、スー・チー（舒淇）主演の『美人草』を撮ったルー・ユエ監督は、今回の『十三の桐』で少年の成長過程を描き、コンペティション部門で審査員特別賞を受賞した。監督は、オーディション番組「超級女声」でブレークしたリー・ユーチュン（李宇春）にそっくりなヒロイン、リウ・シンチン（劉欣親）と賞を受け取った。
今回の映画祭の「アジアの風」部門では、台湾の『シルク』、『一年の初め』、『イザベラ』、中国の『クレイジー・ストーン』など、中華圏の作品が多数ノミネートされていたが、結局、最優秀アジア映画賞に輝いたのはパトリック・タム（譚家明）監督の作品『父子』だった。この作品は、さらに最優秀芸術貢献賞に選ばれ、審査委員長であるジャン＝ピエール・ジュネは「われわれ審査員は、この作品を見た5分後に評価を決定した」と絶賛したという。
【2006/10/31 聯合報 聯合報／記者葛大維／綜合報導】copyright (c) und.com & IMX
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