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文書番号:2702 |
2006-09-27 00:00 |
パトリック・タム(譚家明)が監督し、アーロン・クォック(郭富城)が主演する映画『父子』と、ティエン・チュアンチュアン(田壮壮)が監督し、チャン・チェン(張震)が主演する映画『呉清源』が、第1回ローマ国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた。
昨年、台湾電影金馬奨の最優秀主演男優賞を受賞したアーロンはこの知らせを聞き、とても感激し、喜んだという。彼は「チャンスがあればこの映画祭で賞を取りたい」と話しており、「緊張はしているが、プレッシャーには感じていない」と語った。
パトリック・タム監督の作品『父子』は、撮影終了直後に映画祭出品が決まった。映画祭には約60カ国が参加し、300以上の作品の中から14の作品がノミネートされ、1位を競い合う。その際、作品とともに主演のアーロンとヒロインのチャーリー・ヤン(楊采〔女尼〕)も、国際的なビッグスターたちと俳優賞の栄冠を競う。
アーロン・クォックとチャーリー・ヤンは劇中、離婚した夫婦の役を演じる。彼らは愛し合いながらも気持ちをうまく伝えることができず、アーロンは不器用で暴力でしか向き合えない夫を演じている。お互いの誤解はどんどん深まるが、夫婦をつなぎ止めているのが彼らの一人息子だ。
昨年、『三岔口』で台湾電影金馬奨の最優秀主演男優賞を受賞したアーロンは、今回の『父子』でさらに難易度の高い演技に挑戦している。劇中、アーロンは学が無く、荒っぽくて怒りやすい料理人の役に扮し、普段のスターとしてのイメージとはまったく違う役を演じている。また、妻を演じるチャーリー・ヤンも、大声で叫んだり、感情を抑えたりと気持ちが揺れ動く演技に挑戦している。
自分のイメージにこだわらないアーロンは「俳優はもともと、さまざまな悩みや迷いを捨ててこそ役に集中できる。僕は、自分を荒っぽい性格だと思いこみ、役になりきった」と話した。
ちょうど映画『詭絲/Silk』のプレミア上映会に出席していたチャン・チェンは、映画祭にノミネートされたと聞いて、「お祝い事がいっぺんに来たみたい!」と喜んだ。彼女は、この後も新作映画『天堂口』の出演が決まっており、ローマ国際映画祭に出席できるかは今のところ未定だが、できる限りスケジュールを調整したいと考えている。
第1回ローマ国際映画祭は10月13日から21日まで行われ、パトリック・タム監督は主演のアーロンやチャーリー・ヤンのほか、息子役のウー・ジンタオ(呉景滔)、ケリー・リン(林熙蕾)らとともに映画祭に出席する。
【2006/09/27 聯合報 【記者項貽斐/綜合報導】 】 copyright © udn.com & IMX
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