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<インタビュー>FTISLAND、「日本活動が刺激となった」 |
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文書番号:11193 |
2011-06-09 12:00 |
【ソウル9日聯合ニュース】韓国で10カ月ぶりにミニアルバム「RETURN」を発売した5人組バンドFTISLANDは空白期間、精神的にも強くなったようだ。メンバー5人は真剣な表情でインタビューに臨み、質問の答えには意欲が満ちていた。
彼らにプラスの刺激を与えたのは3年間の日本インディーズ時代や同じ所属事務所の後輩バンド、CNBLUEの成長だった。
FTISLANDの日本1stアルバム「FIVE TREASURE ISLAND」は、初週に3万7000枚を売り上げ、5月30日付のオリコン週間アルバムランキングの1位を獲得した。海外男性アーティストの1stアルバムが初登場首位を記録したのは、オリコンがアルバムランキングを初めた1970年以来初めて。FTISLANDは「そうそうたる日本のアーティストもいたのに光栄です。努力した分だけ、良い成績を上げられて気持ち良かったです。今回のアルバムにはメンバーの自作曲が多数収録されているので、特にうれしかったです」と話す。
FTISLANDのオリコン1位は偶然ではない。5人は2008年、日本インディーズにデビューし、数枚のシングルを発売。昨年、大手レコード会社のワーナーミュージックジャパンと契約。メジャーデビューから1年で成し遂げた快挙だった。チェ・ミンファンは「インディーズから始めたのは実力をつけるための留学のようなものでした。日本でメンバー全員が収録に参加し、韓国でもセカンドアルバムからは直接演奏しました。来月日本でリリースするシングルも自作曲が収録されます」と語った。
イ・ホンギは「日本では韓国でのヒット曲の代わりに、JーPOP風の音楽を作り、日本語、英語、韓国語で歌い、音楽的に一層成長しました。昨年、ロックフェスティバル『サマーソニック』で会ったONE OK ROCKなどの日本のバンドからも学びました。日本活動の前後を比較すれば、変わったことが分かるでしょう」と強調した。
FTISLANDの成長の過程で、後輩のバンド・CNBLUEの追撃は競争心をあおったという。
心理的に強くなったFTISLANDのアルバムはサウンドの重さが減り、軽快になった。タイトル曲「Hello Hello」は速いテンポの曲で、前奏部分はアコースティックなサウンドにラップを加え、ドラマティックに構成した。ファンへの思いを込めたチェ・ゾンフン作曲の「告白します」は初めて5人全員が一緒に歌った。
2007年のデビューから今回のアルバムまで、FTISLANDが国内外で発表した曲は約150曲。だが、メンバーは「まだまだ学ぶ段階にある」と口をそろえる。
1カ月間の韓国活動が終わると、FTISLANDは次の目標に向かって走り出す予定だ。夏に行われる日本全国ツアーの最終公演は日本武道館で初のライブを行う。メンバーらは「1万席の会場ですが、バンドには象徴的な舞台で、初目標をクリアすることになります。東京ドームでも公演したいです」と抱負を語った。
最終的には大衆に認められるバンドになることが目標だという。チェ・ミンファンは「ほかのアイドルグループとの違いは、ただ楽器を奏でることではありません。今でも勉強や練習をしていて、音楽的にお見せしたいことがたくさんあります。今よりも広く認められるバンドになりたいです」と意欲を見せた。
FTISLAND=(聯合ニュース)
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