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<インタビュー>シン・スンフン、来月ソウルでオーケストラと共演 |
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文書番号:11113 |
2011-05-24 16:19 |
【ソウル19日聯合ニュース】デビュー20周年ワールドツアーを行っている韓国の歌手シン・スンフンが、国内公演の最後を飾る舞台に世宗文化会館(ソウル市)を選びオーケストラと公演する。同会館での公演は6月10~11日に開かれる予定だ。
昨年11月にスタートしたワールドツアーは米ニュージャージー、ロサンゼルスなど国内外14都市で展開してきた。東日本大震災の影響で延期となった日本ツアーは今回の公演後に行う予定だ。
シン・スンフンが世宗文化会館で公演を行うのは2000年以来。「家出して戻ってきた気持ち」とシン・スンフン。2回の公演はチケットが完売になり、1回の追加公演が決まったほど、高い関心を集めている。
シン・スンフンにとっては、念願のオーケストラとの共演を実現するため意味が大きい。今回の公演のため、オーケストラの団員50人を呼び寄せ、全曲をオーケストラに合わせてアレンジした。オーケストラの構成は3カ月前から始まった。これからはこのオーケストラとクラシックな公演を披露していきたい考えだ。
1996年に世宗文化会館で初公演を行った時、シン・スンフンは「若手歌手」だった。当時は若い大衆歌手が世宗文化会館で公演するのは極めて異例のことだった。自らも「世宗文化会館で初めて公演する若手歌手としてプライドを持っていた」と振り返る。
2000年にリリースした7作目アルバムの公演まで世宗文化会館のステージに立ったシン・スンフン。その後は多様性を表現するのに限界を感じたため、特殊効果などを使えるほかの会場に舞台を移した。
今回のワールドツアーで感じたのは、ファンに対する申し訳なさとありがたさだった。「5~6年ぶりに訪れた地方都市で観客が喜ぶ姿を見て、申し訳なかった」と話す。3月の米公演ではスタンディング・オベーションを受けた。「わたしの歌を聞いて、故国に対する郷愁を覚えたようだった」という。
シン・スンフンは後進の育成にも力を注いでいる。公演には後輩歌手4人をゲストとして招く予定だ。公演にゲストを呼ばないシン・スンフンとしては異例のことだ。
シン・スンフンは公演後、6月22日に神奈川、24日に東京、25日に愛知、27日に兵庫で日本ツアーを展開する。
シン・スンフン=(聯合ニュース)
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