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「悪人」妻夫木聡2度目の訪韓、釜山映画祭 |
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文書番号:10247 |
2010-10-13 10:31 |
【ソウル12日聯合ニュース】日本映画「悪人」に主演した妻夫木聡と深津絵里、李相日(イ・サンイル)監督が、第15回釜山国際映画祭を訪れた。
「フラガール」などを手がけた在日韓国人の李相日(イ・サンイル)監督が演出した同映画は、人間の善と悪に根源的な問いを投げかける。妻夫木は殺人犯の祐一、深津は殺人犯と知りながら祐一を愛する光代を演じた。
妻夫木聡=(聯合ニュース)
妻夫木は、演じた裕一について「初めて(自分が)先にやりたいと望んで得た役」だと説明した。原作となった吉田修一の同名小説を読み、感動的という程度ではなく大変な衝撃を受け、人間とは何かを考えるようになったという。また、祐一には自分にない部分があり、そうした姿の自分を見てみたいと考えたと話した。明るい自分とは異なる暗い役のため、舞台となる場所を訪れたりしながら、自分自身を追い込んだといい、「精神的につらかった」と振り返った。
釜山国際映画祭を訪れたのは2005年に続き、2度目。妻夫木は「映画と映画祭を愛するファンが映画祭を成長させたと思う。感銘を受けた」と話した。
< Copyright 2010 (c) YONHAPNEWS. All rights reserved. >
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